タバコは身体に害を与えるものだという認識は誰しもあると思います。
それと同時に「タバコをやめたら太る!」といった意見も聞いたことがあると思います。
今回は、タバコとダイエットに関する関係性について紹介していきます!
「たばこ」の害
タバコには「百害あって一利なし」という言葉があるくらいで当然身体にとって悪い影響ばかりですし、吸っている本人だけではなく、周りの人にも影響を与えます。
タバコを吸い続けることによって様々なガンのきっかけや、
脳卒中、虚血性心疾患、2型糖尿病、歯周病などたくさんの病気の原因を作ることになります。
病気だけではなく、タバコの煙に含まれる一酸化炭素を継続的に吸うことによって、スタミナの低下が著しく起こります。
一酸化炭素が原因で酸素を運びにくくなってしまい、酸素摂取量の低下により、前よりも息切れしやすくなったり、長く運動することがきつくなってしまいます。
ダイエットをすると決めてもタバコが原因で運動が長く続かずすぐ終わってしまったりすれば、間違いなくタバコはダイエットにとって余計な存在です。
タバコを吸っていると太らない?
実はタバコを吸っていると体重が減るということはあり得ます。
タバコにはニコチンという物質が多く入っているのですが、
ニコチンは身体の神経系にあらゆる作用をもたらし食欲抑制にも繋がります。
そしてカロリーの燃焼も高めてくれるという効果もあるのです。
ですがだまされないでください!
決して健康的に痩せているわけでもありませんし、体重が減るだけで身体の変化としてはむしろ痩せる前よりだらしなくなる可能性もあります。
その理由はカロリーの燃焼にあるのですが、
通常食事制限をして運動をすることによって脂肪をカロリーとして消費することができるのですが、タバコのカロリー消費は筋肉を削って行われているため、ダイエットではなくただの筋肉の減少なのです。
なのでタバコでダイエットなんてことはできませんし、健康的に痩せることはできません!
さらに女性は元々皮下脂肪が多い体質ですが、内臓脂肪が多い体質に変わる可能性があります。
これはタバコを吸うことによって男性ホルモンが刺激されるため、女性ホルモンが弱まり内臓脂肪が増えて健康リスクを高める脂肪がついてしまいます。
タバコをやめたら太ると言われている理由
タバコをやめたら太ると言われている理由はいくつかあります。
まずタバコを吸うことによって舌の細胞に悪影響を起こしていたのが改善され、食べ物がタバコを吸っているときより美味しく感じます。
食べ物がおいしく感じてたくさん食べてしまう。これが一つの原因です。
そしてもう一つはタバコをやめて口寂しくなることや禁煙自体のストレスから精神を安定させようと食事の回数が増えてしまうことです。
このことから禁煙による体重増加は確かに割合の高いものとなっています。
ですが、禁煙の影響による体重増加は1年以下で2kg程度にとどまることが分かっています!
禁煙でダイエット
禁煙をして一定数で体重増加が止まってからは逆に減少傾向にあります。
確かに禁煙のストレスや気持ちを紛らわすために食べ物をたくさん食べたくなるとは思いますが、逆にこの時期こそチャンスです!
舌の感覚が改善されたのなら、健康的な食事でも美味しく感じますし、禁煙と同時に運動を開始すれば、運動持続時間も改善されて前と見える景色が変わってくるはずです!
禁煙をすることによってのメリットは良いことばかりです!
前までは心肺機能が落ちて思うように動けなくて続かなかった運動も心肺機能が改善されていくことによってダイエットが長続きしやすくなります!
まとめ
「禁煙したから太った」これは禁煙をした後の自分自身の生活が原因です。
禁煙と同時に生活習慣を変えることができれば身体の中も外もいい方向に変わっていきます!
タバコのない健康的な生活を是非お試しください!
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